夢はてしなき箕高魂! 日本一に輝いたスポーツの伝統校へようこそ

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学校長あいさつ

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和歌山県立箕島高等学校長  藤村 温

 和歌山県立箕島高等学校のホームページをご覧くださりありがとうございます。

 本校は、1907(明治40)年に箕島町立箕島実業学校として開校しました。公立の実業学校としては県内4番目で、農業科・商業科・女子技芸科の3科が設置されました。創立115年の歴史と伝統を誇り、今日までに2万5千名余りの卒業生を輩出しています。現在、機械科・情報経営科の2つの専門学科と、普通科に普通コース・スポーツコースを併せ持つ総合高等学校として、本県高等学校教育の中核を担っています。

 正門を入って右手には「夢 はてしなき 箕高魂」の石碑があり、玄関を入った正面には校訓でもある「凜烈の意気」の力強い書が来校者を迎えています。この「凜烈の意気」は校歌にも謳われ、冬の厳しい寒さに真正面から力強く立ち向かう心意気を表しています。生徒たちは、美しい緑の山々と青い海に囲まれた自然あふれる本校で、この校訓を胸に、厳しい社会の荒波を乗り切る強さを身につけ、一人一人の夢の実現に邁進しています。

 本校では、自らの進路を見据え主体的に学習に向かう態度を養うために、探究活動や体験学習を積極的に取り入れています。特に令和3年度から実施している「地球市民プロジェクト」では、総合的な探究の時間を活用した独自の活動を行っています。

 部活動では、特に運動部の活躍が著しく、相撲、硬式野球、男子ホッケー、男子ソフトボールの4競技で団体・個人あわせて計19回の全国制覇を成し遂げています。また、文化部も全国高等学校総合文化祭への出品、展示や地域との交流など活動が盛んで、校内は笑顔と活気に満ちあふれた学舎となっています。

 進路状況については、就職希望者は地元企業への希望が大半を占め、多くの企業様から本校生徒への高い評価をいただいています。一方、国立大学や難関私立大学へ進学する生徒もおり、誰もが意欲的に学び、誇りを持って未来へ巣立つための準備を整えています。

 令和5年度の入学者選抜では、専門学科系(機械科、情報経営科)と普通科系(普通コース、スポーツコース)とした、くくり募集を行いました。新入生は、入学後一定期間、各系内の特色ある授業を体験し、自分の学びたいことや進みたい進路を考えて最終的な学科やコースを決定します。生徒一人一人が、自己の目標を明確化し、自己実現に向けて「やり抜く力」を向上させながら、有意義な高校生活を過ごしてほしいと願っています。

 今後も引き続き、みなさまのご支援・ご協力を賜りますようお願いいたします。

 

和歌山県立箕島高等学校
校長  藤村 温